2024-02-23

楽しいから弾く、好きだから弾く

ピアノに限らず、楽器の習い事には自宅での練習が大切になってきます。
でも最近の学生さんたちは本当に忙しい!小学生は毎日習い事が当たり前。
学校に行くだけでも大変なのに、毎日習い事だなんて偉すぎる…。
その中でピアノの練習に時間を充てるのは簡単ではないのかもしれません。

だから、自宅練習の宿題の出し方や量には気を配っていて、
生徒さんに「この宿題の量はどう?多い?少ない?と確認しています。
最近は生徒さん自身に宿題の曲数、範囲や目標を決めてもらうこともあります。
自分のできること・できないことを客観的に判断するということも練習において
とても重要な要素だと思います。

わたしも「練習しなさい」と強くは言いません。
もちろん練習はしてほしいし、練習しなくていいとは言いませんが笑
本人が弾きたい、ちょっと頑張ればできそうだからやってみたいという気持ちが
あればやってみて欲しい、と思っています。
そんなことを繰り返すうちに、それが単なる練習の時間ではなくて
ピアノと遊ぶ時間、音楽との癒しの時間として習慣になってくれればうれしいです。
最初のうちは毎日ほんの5分でもピアノに触れば充分。

レッスンの中では練習の手順やプランを一緒に確認して宿題を出すようにしています。
そしてその練習の必要性を理解し、これならできそう!と納得できれば自然と自分から
練習してくるようになります。その頃には、すっかりピアノが好きになっているはず。
そうなるには、音が読める、リズムがわかる、それをからだを通して音に出せる、
その音に対してフィードバックができる、自分で目標を立てることができる、
目標に向かってチャレンジする…といった複数の力が備わっている必要があります。
わかる!できる!もっとやりたい!と自信につながるまでには当然時間もかかります。

親御さんもお忙しくしていらっしゃると思います。
つきっきりでおうちでの練習を見てくださいとは言いません。
できれば放置は避けて欲しいですが、そっと見守っていてくださればうれしいです。
「〇〇ちゃんのピアノの音聞きたいな」「レッスンではどんなことをしたの?」
などと声掛けをしてあげてください。
もっと頑張ってほしい、という気持ちで「もっと練習しなさい!」と
声をかけたくなるかもしれませんが、年齢によってはそう言われれば言われるほど
練習するのが嫌になってしまったりするものです。
いつでも弾けるようにピアノの蓋を開けておく、練習と呼べるような内容でなくても
最初のうちはとりあえずピアノを触ってくれればOK、くらいで大丈夫です。

そして、どうしても今日はピアノを弾きたくない!という日は弾かなくても大丈夫。
わたしだってすごく疲れている日、気分が乗らない日は弾かない日もあります。
1日休むと次の日意外とやる気が出ていたりするんですよね。

わたしも、できるだけその生徒さんに合ったやり方を提案できるようにしています。


今日の一曲

今日はJ.S.Bachのイタリア協奏曲(YouTube)です。
寒い日にはなぜか暖房の効いた部屋でバッハを聴きたくなる…。
協奏曲という題名ですが、作品自体は1台のチェンバロのために書かれていて
(動画はピアノ)、鍵盤が2段のチェンバロの特徴を生かして上段をソロパート、
下段をオーケストラパートとして弾き分けて演奏されます。


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